こんにちは。 こころ屋 藤田です。 先日、まだまだ雪の多い札幌市にて 遺品整理をさせて頂きました。   ご依頼者様は娘さん。 この間まで元気に生活していたお母様が突然他界。 賃貸住宅の為、期限までに退去しなければならず 娘さんは、てんやわんやの中、札幌市の行政機関を通じて、こころ屋へご連絡頂きました。 第一印象はとても疲弊しており疲れ切った様子。(とても心配になりました) 娘さんは、遺品整理に対して違法業者が多いのでとても怖いという理由から行政機関に掛け合い、こころ屋を紹介してもらったそうです。(感謝です)  作業自体当たり前ですが、きちんとしてあげることが故人に対しても礼儀だと娘さんはおっしゃっていました。 お話を伺っているうちに教えて頂いたのが、 実は娘さんとお母さまの関係はあまり良くなかったそうで、今まで何かといざこざも絶えなかったそうです。 しかし、突然たった一人の母親を失って気付くことは多く後悔が絶えないそうです。 せめて最後くらいはきちんとしてあげたい・・・ そうでなければ周りの方々にも迷惑がかかるからとの思いから、こころ屋へご相談頂きました。 当日は、スタッフ一丸となり全力で作業し、清掃もしっかり対応させて頂き作業終了。 娘さんは、何もなくなったお部屋を無言で見渡し最後に深々と私にお辞儀してくれました。 私はなんとも言えない気持ちになりましたが、娘さんは一つ区切りをつけたのだろうと感じた時間でした。 まだまだこれから大変なことがあるかとは思いますが、お母さまの為にも前進していただきたいと切に願います。 お客様の笑顔のために・・・こころ屋でした。