こんにちは。 こころ屋 藤田です。   北海道もとうとう雪が降りましたね。 そして雪かきの季節がやってきました。   皆さん腰を痛めないよう気を付けてくださいね。   今回は、札幌市にて長年の生活からゴミ屋敷になってしまった お家のお片付けを行わせていただきました。   前回ご依頼者様の親御様のご遺品の整理をきっかけに 引き続き施設に入所している義理のお姉様ご自宅の整理作業を賜りました。   お姉様が入所する前の生活は、日常生活動作がままならない状況でそれでもご自身は頑張って生活をしていたようですが、最終的にはお一人の生活が不可能と判断。 施設へ入所せざるを得ない状況となったようです。   お姉様は、今回のご依頼者様へ自宅の整理片付けをお願いされていたこともあり その意思を受け継ぎ今回の作業となりました。     作業時は、ゴミ屋敷もさることながら平成30年の北海道胆振東部地震の影響を受け 箪笥など傾いた状態のまま、その当時からゴミ屋敷になっていたようで施設に入所 するまでの間怪我もなく無事に過ごされてきたことが奇跡にも感じました。     ご依頼者様のお話からはなかなかお家の中へは入れてくれなかったらしく、ご家族としても心配事が絶えなかったとの事。     こころ屋スタッフ一丸となり、全力で作業に取り組み順調に進む中、作業中盤から 多額の現金が…     一気に緊張感が増します。   全スタッフに現金発見の情報を共有し更に気を引き締めて作業を進めます。 あちらこちらからどんどん現金が発見される状況が続きます。       後日ご依頼者様からのお話で総額100万円程の現金があったそうです。     また、この度の作業では、ご依頼者様からのご厚意もあり一切袖を通していない衣類や 雑貨等ご寄付していただきました。   寄付品は、今後高齢者施設や生活困窮者支援の為に活用させていただきます。   作業は問題も起きることなく全て順調に終えることができ、ご依頼者様も大変お喜び 頂き安堵されておりました。   ご依頼者様からは、またいつかどこかでお会い出来たらいいですね。と   ご依頼者様においては、こちらこそ3日間寒い思いをさせてお立合い頂き本当に有難うございました。心から感謝申し上げます。   今回の作業は、ゴミ屋敷整理に伴い捜索物や金品に至るまで発見、全てをご依頼者様へ 手渡しすることができましたが、長年に渡り人を受け入れずゴミ屋敷化してしまった 事、ご家族は心配していた事にご本人は全く聞く耳を持ってくれなかったそうです。   おそらくですが、まだまだこのような事例が多く存在すると思います。   今の時代老若男女関係なくゴミ屋敷・ゴミ屋敷に伴う孤独死が大変多く起きております。   近隣のコミュニケーションを大事に少しでもこのような事案が減るようにこれからも 発信していきたいと思います。